デカルト・データマインは12月21日、日本発米国向けコンテナ貨物量の11月分と、米国発日本向けコンテナ貨物量の10 月分の統計データを発表した。
それによると、11月の日本発米国向け(往航・荷受地ベース)は5万1802TEU(前年同月比9.9%増)となった。アジア域内からの差込貨物を含む日本発母船積みベースでは2万9610TEU(2.2%減)だった。
品目別では、自動車部品関連が1万912TEU(16.1%増)、機械類が1万3473TEU(18.6%増)、タイヤなどゴム製品が5769TEU(9.8%増)となっている。
第3国へのトランシップ貨物は、2万2396TEU(29.7%増)で、3月以降9か月連続の2万TEU超えとなった。経由国別では、1位の韓国が15.1%増、2位の中国が41.6%増、3位の台湾が122.3%増、4位のシンガポールが13.6%増と、高い伸び率となった。貨物全体に占める海外トランシップ率は、8月から4か月連続で4割を超え、43.2%となった。
米国発日本向け(最終仕向国ベース)10月分は5万5181TEU(2.8%増)となった。母船揚地国ベースでは4万4547TEU(8.5%増)だった。
最終仕向地ベースに占める海外TS比率は19.8%で、7月以来2割を割込んだ。
品目別は、1位の牧草が9625TEU(0.3%増)、2位の肉類が5917TEU(4.6%増)となった。
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