日本通運は1月30日、同社が昨年9月にリリースした「エコトランス・ナビ Ver.2」が、2023年1月5日に第三者評価機関(SGS ジャパン)から妥当性評価を取得したと発表した。
「エコトランス・ナビ Ver.2」は、国内の輸送に伴うCO2排出量可視化ツール。従来の「エコトランス・ナビ」と比較して、日本通運以外の輸送サービスを利用している顧客も対象としたほか、CO2排出量算出の処理能力を高めることで、レポートを作成する時間を大幅に短縮。また近年、顧客から要望の多い「特定荷主定期報告書」(資源エネルギー省)、「物流効率化法申請用紙」(国土交通省)などの公的機関へ提出するレポート機能を追加し、さらに利便性が向上した。
NXグループは、カーボンニュートラルや脱炭素社会の実現に向けて、CO2排出削減に貢献する物流サービスを開発・提供し、今後も顧客のESG経営をサポートしていくとしている。
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