ヒューテックノオリンは3月14日、荷主企業であるマルハニチロがフードバンクかながわに対して行っている「冷凍食品を持続的に寄贈する取り組み」に参画し、保管・配送等の面で同取り組みに協力すると発表した。
この取り組みは、輸入食品の検査で生じる箱開封品や輸送時に発生する箱がつぶれた商品など、まだ食べられるにもかかわらず販売することができない冷凍食品をフードバンクに提供することで、食糧支援と食品ロスの削減につなげることを目的としたもの。
従来、食品メーカーが冷凍食品をフードバンク活動を通じて寄贈する際、冷凍保管・配送が可能な寄贈先を見つけることが難しく、継続的な取り組みに発展してこなかったが、今回、農林中央金庫の仲介で、マルハニチロは冷凍庫や保冷車を保有するフードバンクかながわに対し、川崎市のヒューテックノオリンの冷凍倉庫に保管している冷凍食品を定期的に寄贈することが可能になったことから、ヒューテックノオリンがこの取り組みの保管・配送を担うこととなった。
ヒューテックノオリン/7つの技術を搭載した大型冷凍車両を導入