ハコベルは3月14日、タイミーと協業し、運送会社や個人事業主のドライバーを支援する「ハコベルサポーターズプログラム」内で、スキマバイトサービス「タイミー」による運送サポートスタッフの採用支援を開始すると発表した。
ハコベルは、2022年10月に荷主企業・運送会社・個人事業主のドライバー・その他ステークホルダーが利用できるサービス「ハコベル サポーターズプログラム」を開始。配送の担い手不足が予測されている中で重要性が高まる中小規模の運送会社や個人事業主のドライバーに向けて、配送に必要となる物流資材の調達環境整備や運送事業者の経営やドライバーの労働環境を支援する仕組みを提供している。
今回、倉庫内作業の人員不足を解決するため、働きたい時間と働いてほしい時間をマッチングするスキマバイトサービス「タイミー」との提携を決定。「ハコベル サポーターズプログラム」の会員に対してタイミーを紹介することで、会員企業のサービス品質向上に寄与する。
これまでに「ハコベル サポーターズプログラム」では他社と提携し、会員に対して物流関連資材や車両、自動車保険等のサービスを提供してきた。人材系サービスの提供は今回が初めて。会員は、これらのサービスをハコベルを通して利用することで、サービスの申し込み手続きを簡略化することができる。
タイミーは、昨今の労働人口の減少、企業における人手不足を受けて順調に利用社数・登録者数を伸ばしており、2023年1月には累計登録者が400万人に到達している。
西濃運輸の商業物流サービスでの導入事例では、物流センターにトラックが到着する時間に合わせて作業者を雇用することで、社員の1日の残業時間を1~2時間削減することに成功。これまで正規雇用社員が担っていた業務を切り出し、スキマバイトの働き手がそれらを行うことで、正規雇用社員が本来のコア業務に専念できるようになった。
ハコベル、ライフナビコネクト/運行管理支援サービスについて提携を決定