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アスクル/「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定

2023年03月17日/CSR

アスクルは3月17日、国際環境非営利団体CDPより、2021年12月の「気候変動Aリスト」企業選定に続き、「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されたと発表した。

<サプライヤー・エンゲージメント・リーダーに選定>
20230317askul - アスクル/「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定

アスクルは、2016年の「2030年CO2ゼロチャレンジ」の宣言以降、2030年までに全事業所や自社グループの配送用トラックから排出される CO2をゼロにするため、原材料調達からへの顧客への商品配送先までサプライチェーン全体でのCO2削減を目指す取り組みを進めている。こうした活動が総合的に評価され、このほどサプライヤー・エンゲージメント・リーダー企業(上位8%にあたる500社超、日本企業は約105社)の1社に選定された。

同社は、2003年から環境方針を策定し脱炭素社会の実現に取り組んでいる。最近では2021年12月、「RE100」(英国の非営利組織クライメイトグループが主催するビジネスイニシアチブ)の目標達成に向け、再生可能エネルギーの導入を進め、現在は本社、物流センター、子会社を含めたグループ全体における電力使用量の57%を再生可能エネルギーに切り替えている。また、「EV100」(同)の目標達成に向け、EC事業には欠かせない配送業務でEV車両導入を順次進めると同時に、2022年1月からは今後のEV車両増加を支える電力マネジメントの課題にも取り組んでいる。

サプライヤー・エンゲージメントに関する取り組みとしては、2014年5月期からGHGプロトコルのScope3基準に基づき、サプライチェーンにおけるCO2排出量の算定をしている。この結果をもとに、サプライチェーン全体の排出量を見える化し、サプライヤーと協働で効率的な削減対策を実施している。

アスクルは今後も、「エシカルeコマース」を目指す企業として持続可能な社会の実現を目指し、事業の全領域において環境負荷低減の活動に取り組んでいくとしている。

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