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CRE/京都府京田辺市でランプ4基・15.6万m2のマルチ型施設着工

2023年04月17日/物流施設

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シーアールイーは4月17日、京都府京田辺市で開発を進める大型マルチテナント型物流施設「ロジスクエア京田辺A」を着工したと発表した。

<「ロジスクエア京田辺A」完成予想図>
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<ロジスクエア京田辺プロジェクト全景(左がA、右がB)>
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竣工は2025年2月を予定。同プロジェクトでは、ロジスクエア京田辺Aの竣工後にロジスクエア京田辺Bを順次開発していく予定で、2棟の総延床面積は24万m2超と、同社による関西エリアで最大のプロジェクトとなる。

ロジスクエア京田辺Aは、地上4階建て延床面積15万5878m2のマルチテナント型施設。2~4階へ大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイを上りと下り専用で各2基、合計4基設置したクアドラプルランプウェイ方式の施設となる。

トラックバースは計224台分、トラック待機場は30台分を整備する計画。倉庫部分の基本スペックとして、外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は1.5トン/m2(2.5トンフォークリフト対応可)、有効高さは1~3階で6m、4階で5.5m以上を確保する。

テナント区画として、各階をワンフロアで利用する場合は両面バースにより約8700~1万300坪を平面で使用することが可能。各階を4分割することで最大16テナントが入居できる。

アメニティ設備は、4階に売店などを併設した休憩室を3か所設けるほか、敷地内に木造の共用棟を建設。共用棟には、従業員やドライバー用の売店、カフェテリアを設け、将来的にロジスクエア京田辺Bと共用利用する計画としている。

従業員雇用の観点からは、バス運行事業者と連携し、近隣鉄道駅からの送迎バスの運行を計画。また、従業員の通勤用としてAB敷地全体で乗用車駐車場を700台以上、バイク駐車場を110台以上整備する。

環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用し、環境や省エネルギーに配慮した施設計画とし、BELS評価、ZEB、CASBEE-建築(新築)の認証を取得予定。また、エンバイオ・ホールディングスとの共同出資で2021年9月に設立したエンバイオ C・エナジーによる太陽光発電システムの導入を予定しており、屋根に設置する太陽光パネルで発電した自然エネルギーを自家消費する。

<共用棟完成イメージ>
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開発予定地は、多くの工場・倉庫が立地する大住工業団地に隣接。第二京阪道路と新名神高速道路の「八幡京田辺JCT」まで3.5km、「八幡東IC」まで3.5km、京奈和自動車道「田辺北IC」まで1kmの距離に位置している。

2027年度には新名神高速道路の全線開通によって神戸から名古屋までがつながり、新名神を軸とした新たな広域物流ネットワークが構築され、さらなる利便性向上が見込まれている。

■「ロジスクエア京田辺A」概要
所在地:京都府京田辺市大住門田、他
敷地面積:6万6253.76m2
用途地域:工業専用地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上4階建て
延床面積:15万5878.19m2(予定)
着工:4月17日
竣工:2025年2月15日(予定)
設計・施工:錢高組

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