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日立ハイテク/240億円投じ、山口県に半導体製造装置の新製造棟

2023年04月18日/生産

日立ハイテクは4月18日、半導体製造装置事業におけるエッチング装置の生産能力増強を図るため、山口県下松市にある笠戸地区に新製造棟を建設し、2025年度から生産を開始する予定と発表した。

<日立ハイテク笠戸地区新製造棟(完成イメージ)>
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新製造棟では生産ラインのデジタル化や自動化により生産能力2倍を実現することで、ますます拡大する半導体製造装置の需要に応えていく。

半導体関連市場は今後も成長・拡大することが予想される。新製造棟では、需要変動に対応した生産効率化や開発製品の早期量産化を実現できるよう、仮想空間でのモノづくり検証を導入するなど生産ラインのデジタル化や自動化を推進し、現行の生産能力2倍を実現する。

また、再生可能エネルギーの電力導入によるカーボンニュートラル達成に加え、太陽光発電システムや電力監視システムを積極採用するなど、さらなる省エネ活動を推進して電力使用量の削減を図る。笠戸地区の新製造棟建設を契機に、日立ハイテクは今後も顧客との協創によるプロダクトにデジタルを加えたソリューションを提供することで、最先端分野で顧客の飛躍と成長の手助け、人々のQoL向上に努めていくとしている。

また、日立ハイテクは2027年度までに全事業所(ファクトリー・オフィス)でのカーボンニュートラル達成を目標に掲げており、新製造棟においてもカーボンニュートラルを達成し、脱炭素社会の実現をめざす。

■新製造棟の概要
所在地:山口県下松市東豊井
敷地面積:約8万m2
延床面積:約3万5000m2
構造:鉄骨造 地上4階建
竣工予定:2025年4月
投資額:約240億円

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