日本貨物鉄道（JR貨物）は4月27日、「夢洲新産業・都市創造機構」が主催し、「2025年日本国際博覧会とともに、地域の未来社会を創造する首長連合」（万博首長連合）が協力をする「列島縦断！2025年日本国際博覧会鉄道コンテナリレー」に特別協力すると発表した。
＜取組みのイメージ（コンテナへのラッピングは貨物駅でのイベント時のみ実施）＞
これにより同社グループは、「JR貨物グループ長期ビジョン2030」に掲げた、社会に提供する４つの価値の１つである「地域の活性化」に向けて、地域の発展・活性化への応援の一助とすることを目的として取り組んでいる。
「列島縦断！2025年日本国際博覧会鉄道コンテナリレー」は、2025 年日本国際博覧会（大阪・関西万博）開催2年前を記念したもの。万博首長連合の協力と、全国ネットワークの貨物鉄道輸送サービスを提供する同社の特別協力により、‘70年大阪万博会場近くのJR貨物吹田貨物ターミナル駅を2023年5月に出発し、日本全国の拠点貨物ターミナル駅で大阪・関西万博機運醸成イベントをリレー開催。2025年4月に大阪・関西万博会場（夢洲）近くの安治川口駅にて最終イベントを開催することで、全国の機運醸成を図っていくものだ。
2023年5月6日、吹田貨物ターミナル駅にて出発式を開催。その後、日本各地で開催する大阪・関西万博の機運醸成イベントを、2023 年から2025年にかけて同社の複数の貨物駅を会場として開催し、万博首長連合傘下の周辺自治体の出展協力のもと、多様な地域の産品や伝統文化、食の発信や、地域のSDGｓの取り組みのPRを通じて、地域住民に大阪・関西万博への期待感を醸成していく。
＜万博へのバトンリレー＞
