東部ネットワークが5月9日に発表した2023年3月期決算によると、売上高98億7400万円、営業利益4億2800万円、経常利益4億7600万円、親会社に帰属する当期利益4億1100万円となった。
当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、対前期増減率については記載していない。
セグメント別では、貨物自動車運送事業は、関連業務の荷役・保管作業収入を含め、89億7283万7000円となり、営業利益は、3億2617万円となった。
飲料系輸送およびその他一般貨物輸送の荷動きは、人流の回復や経済活動の再開は見られたものの、一般消費は力強さに欠け、輸送量は想定を下回り、減少基調となった。
また、セメント輸送においては、引き続き公共工事向けの輸送が好調に推移。3PL型物流センターにおいては、経済活動再開の期待感から在庫積み増し需要が高まり、それらを積極的に取り込み、稼働率が上昇した。
次期は、売上高114億7300万円（16.2％増）、営業利益5億3100万円（24.0％増）、経常利益5億8200万円（22.2％増）、親会社に帰属する当期利益4億2500万円（3.2％増）を見込んでいる。
