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安田倉庫/シンガポール・インドで新会社設立、アジア輸配送強化

2023年06月09日/SCM・経営

安田倉庫は6月8日、同日開催の取締役会において、シンガポール及びインドにおける新会社設立と、シンガポールで主にフォワーディング業を営むWorldgate Express Lines(以下、WGS)、インドで主にフォワーディング業を営むWorldgate Express Lines International(以下、WGI)との間で、両社が保有する全ての営業権の譲受を決議し、事業譲受に関する契約(事業譲渡契約)を、同日付けで提携したと発表した。

同社グループは、物流事業において「付加価値の高いサービスの提供に向けたソリューションの強化とネットワークの拡充」を基本戦略に、輸配送ネットワークを国外へ拡大する取り組みを進めている。

今回の新会社設立及び事業譲受は、アジア地域への新たな輸配送ネットワークの構築をはかるもの。シンガポール、インドに設立予定の新会社が全ての営業権を譲り受けるWGS及びWGIは、それぞれシンガポールで30年以上、インドで20年以上にわたりフォワーディング業を営む物流会社。シンガポールに1拠点、インドに11拠点を有し幅広い物流サービスを提供し、安定的な業績を維持している。

日本、中国、ベトナム、インドネシアの拠点を中心に展開する同社グループのフォワーディング事業に、WGS、WGIから譲り受けたシンガポール、インドを中心とした物流ネットワークが加わることで生まれるシナジーにより、海外・国際物流のサービスメニューの更なる拡充が見込まれると判断し、今般の事業譲渡契約の締結にいたったという。

■新設予定の子会社の概要
【シンガポール】
名称(予定 ): Yasuda Logistics Singapore
所在地:3 Shenton Way, #25-01 Shenton House, Singapore 068805
設立年月日:2023年6月(予定)
事業内容:フォワーディング業
資本金:1000千シンガポールドル (約102百万円)
出資比率:安田倉庫 100%

【インド】
名称(予定):Yasuda Logistics India
所在地:” Dev Regency “, New No.111, II Floor, Phase I, Dr. Radhakrishnan Salai, Mylapore, Chennai – 600 004. India
設立年月日:2023年8月(予定)
事業内容:フォワーディング業/コンテナによる混載輸送事業/倉庫業
資本金:100千インドルピー (約168千円)
出資比率:安田倉庫 99%
芙蓉エアカーゴ(同社 100%子会社)1%

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