オカムラは6月21日、プラチナキャリア形成を支援する企業を表彰する第5回「プラチナキャリア・アワード」において、優秀賞「学びの成果の事業実装」賞を受賞したと発表した。
「プラチナキャリア」とは、「長期的視点」「自律的な学び」「社会課題解決」を特徴とするキャリア像のことで、「プラチナキャリア・アワード」は、こうしたキャリア形成を支援する企業を表彰するもの。
今回の受賞は、オカムラがDX戦略の一つとして推進しているDX人財の育成への取り組み「DXラーニングプラットフォーム(DXLP)」が評価された。「DXLP」は、社内でDXに関心が強い受講者を募り、デジタル技術やデザイン思考などを学んだうえで、新規事業や業務改善の提案を行う約半年間の研修プログラム。受講者全員が修了時に提案発表を行い、選抜された提案は社長・役員に向けて発表を行う。特に優れた提案は実装に向けてプロジェクト化し、提案者本人が関連部門と連携して推進する。
オカムラは、デジタル技術を活用するための知見・スキル・マインドを持ち、新たな発想を事業・業務につなげるビジネス感覚を持つDX専門人財を育成している。また、全従業員教育や管理職教育も継続的に行い、DXリテラシーの底上げと風土醸成を図っている。
「プラチナキャリア・アワード」は、先進的なプラチナキャリアづくりに取り組んでいる企業を表彰する、2019年に創設された表彰制度。