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大和ハウスなど4社/物流施設管理マニュアル作成サービス開発

2023年06月27日/物流施設

大和ハウス工業とスタディスト、フレームワークスおよび大和ハウスプロパティマネジメントの4社は6月27日、物流施設の管理業務向けマニュアルリストとして「Teachme Biz (ティーチミー・ビズ)ロジパッケージ」を共同開発したと発表した。

<Teachme Biz ロジパッケージ(導入イメージ)>

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スタディストは、大和ハウス工業が開発した物流施設の入居テナント企業や大和ハウスグループが施設管理業務を担うテナント企業をはじめ、物流関連企業向けに7月3日から「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ) ロジパッケージ」の販売を開始する。

「Teachme Biz ロジパッケージ」は、物流施設を中心とした施設管理業務におけるマニュアル項目を155に分けてリスト化したもの。導入企業はリストとテンプレートに沿って画像や文字を入れるだけで簡単にオリジナルのマニュアルを作成できる。項目は荷降ろしや入荷、ピッキング、出荷といった基本的な施設内作業から、災害時の対応、臨時便の手配といったイレギュラー対応の内容まで含まれる。

<「Teachme Biz ロジパッケージ」で提供されるマニュアルのリストの一部>

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同パッケージを導入することで、企業のマニュアル作成業務の負担を軽減し、物流業界全体で抱える人手不足の解消などに貢献する。なお、「Teachme Biz ロジパッケージ」を利用するには、「Teachme Biz」の契約が必要となる。スタディストが作成代行を請け負うことも可能。

スタディストは、今後も大和ハウスグループと共同で物流業界への「Teachme Biz ロジパッケージ」の導入を促進し、2025年3月末までにテナント企業50社への導入を目指す。また、「Teachme Biz ロジパッケージ」のアップデートなどにより、施設管理業務の効率化をはじめ、物流業界の課題解決に向けて取り組んでいくとしている。

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