ESR グループ・リミテッド(以下、ESR)は9月25日、同グループが運⽤中のコア投資共同投資プログラムの⼀つ(以下「コア・ジョイント・ベンチャー」)が、「信託 ABL」を活⽤して590億円の資⾦調達を⾏ったと発表した。
「信託 ABL」は、SMBC信託銀⾏により構築されたスキーム。グリーンビルディングや再⽣可能エネルギー発電施設を信託財産とし、受託者であるSMBC信託銀⾏が借⼊⼈となり、受益者の資⾦調達のために⾏う資産担保借⼊。
今回の「信託 ABL」は、SMBC信託銀⾏が⽇本格付研究所より既に取得している最⾼ランク評価「Green 1(F)」のグリーンファイナンス・フレームワーク格付に基づき実施されたもの。
また、今回のリファイナンスは、同グループが運⽤する CASBEE不動産評価認証のS評価を取得した⽇本の物流施設「レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター(DC)」、「レッドウッド⽣⻨ DC」、「レッドウッド加須 DC」、「レッドウッド千葉北 DC」、および CASBEE 不動産評価認証のA評価を取得した「レッドウッド川越 DC」の5物件からなるポートフォリオを対象とした既存の借⼊にかかるリファイナンスとして実施された。
なお、「コア・ジョイント・ベンチャー」は⽇本で稼働中の物流施設を取得し運⽤することを⽬的に、ESR、アクサ・グループのオルタナティブ投資事業の中核を担うアクサ・インベストメント・マネージャーズ・オルツ、アブダビ政府系ファンドのムバダラ・インベストメント・カンパニーの3社により2018年に設⽴された。
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