栗林商船が11月13日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高242億4700万円(前年同期比3.0%減)、営業利益6億1000万円(42.9%減)、経常利益8億5900万円(34.6%減)、親会社に帰属する四半期利益5億2600万円(42.5%減)となった。
海運事業では、売上高は前年度に比べて12億9900万円減(5.5%減)の222億6900万円、営業費用が5億7700万円減(2.6%減)の220億800万円、営業利益は7億2100万円減(73.5%減)の2億6000万円となった。
海運事業では、コロナ禍でのベントアップ需要が一巡し、経済は緩やかに回復しているなか、北海道定期航路では商品車両は引き続き堅調に推移したものの、物価上昇が止まらず、買い控えにより貨物全般の荷動きは停滞。また、燃料油価格も再上昇したことから、減収・減益となった。
近海航路においては、中国経済の回復が遅れる中で支配下船の見直し等を行ったものの、燃料油価格や傭船料は引き続き高く、運賃市況も好転していないことから、減収・減益となった。
通期は、売上高470億円(5.7%減)、営業利益12億円(41.8%減)、経常利益15億円(38.3%減)、親会社に帰属する当期純利益11億円(40.1%減)を見込んでいる。
キムラユニティー 決算/4~6月の売上高は3.4%増、営業利益42.3%増