コープデリ生活協同組合連合会は11月17日、プラスチック使用量削減のため、コープデリ宅配で使用する折りたたみコンテナのリサイクル原料の活用に新たに取り組むと発表した。
また、店舗向けに出荷している一部の鶏卵パックを 11月から順次薄肉化し、プラスチック使用量を削減する。
<素材の約半量にリサイクル原料を使用した折りたたみコンテナを導入>
コープデリ宅配ではリサイクル原料を使用した折りたたみコンテナ(常温用配達器材)の使用を11月20日から開始し、2023年度末(2024 年3月)までに2万個導入する。リサイクル原料の使用率は57%(16B タイプ・写真左=約 14 リットル)~41%(32B タイプ・同右=約 30 リットル)で、汚れや破損の大きいコンテナも再生原料として使用する。
これにより、2023年度中に約11トンのプラスチック使用量を削減し、約12トンのCO2削減を図る。2024年度以降も、リサイクル原料を使用した折りたたみコンテナを順次導入していくとしている。