日本郵船は12月6日、三井物産とアンモニア輸送に関わる定期用船契約を締結したと発表した。
同社が保有・運航するBERLIAN EKUATORが本契約に投入される予定。
この船は、JERAが2023年度中に実施を計画している碧南火力発電所4号機における世界初の大規模燃料転換に向けた実証試験で使用される燃料アンモニア輸送に従事する予定。三井物産とJERAは同実証試験で使用される燃料アンモニアの売買契約を今年6月に締結している。
この契約を皮切りに、今後の燃料アンモニア市場拡大を見据えた海上輸送の体制整備を進め、アンモニアの取り扱いに関する実践的な知見を蓄積することで、世界のエネルギートランジションに貢献していくとしている。
■概要
船名:BERLIAN EKUATOR(ベルリアン エクアトール)
全長:169.9メートル
全幅:27.4メートル
積載容量:約3万5500m3
建造年:2004年
船籍:パナマ
NXHD/5月の国際航空貨物取扱実績、グローバル合計39.8%増