アルプス物流は12月8日、全日本空輸(ANA)の「SAF Flight Initiative:For the Next Generation」に参画したと発表した。
同プログラムは、持続可能な航空燃料であるSAF(Sustainable Aviation Fuel)の利用を通じて、産業バリューチェーンでのCO2排出量削減を目的として立ち上げられたもの。アルプス物流は、12月7日にANAが運航するSAFを利用した貨物便で日本から中国・上海への国際輸送を手配している。
SAFは、バイオマスや廃食油、排ガスなど原材料の生産・収集から、製造、燃焼までのライフサイクルでCO2排出量を従来燃料より約80%削減できる航空燃料。
アルプス物流では、マテリアリティのひとつとして、「事業を通じた環境負荷軽減の取り組み」を認識しており、同プログラムへの参画を通じて気候変動への取り組みをより一層強化し、持続可能な社会の実現に寄与していくとしている。
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