イオンモールは12月8日、2024年問題や燃料費の高騰等の物流課題の解決に向け、エリア限定で実施していた共同配送サービスの提供エリアを、24都道府県に拡大したと発表した。
同サービスは、物流課題の深刻化が進む中、パートナーである専門店企業への価値提供として開始、専門店企業やメーカー企業の物流拠点から、イオンモール、他社商業施設、路面店等の店舗への集荷・配送を当社が担うサービスで、集荷・配送の双方で効率化を図るもの。
＜配送エリア＞
2023年2月から近畿・東海エリアへのサービス提供を開始したが、多くの企業からの要望にがあり、このほど提供エリアを北海道から九州など7エリア24都道府県に拡大することとなった。今後、2024年度中には、配送エリアを全国化する予定だ。
同社は、今後もパートナーである専門店企業のコスト削減と物流品質の維持を実現するとともに、持続可能な物流網の構築にも寄与していくとしている。
■イオンモール共同配送概要
店舗配送：物流拠点から店舗への配送
店舗間配送：店舗から店舗への配送
返品配送：店舗から物流拠点への配送
営業日：月曜日～土曜日（祝日含む）
配送パートナー：浪速運送
