ヤマタネは12月21日、12月より、所有する関東9拠点の購入電力を100%再生可能エネルギーに切り替えることにしたと発表した。
この切り替えに伴い、年間約12GWhの使用電力を100%再生可能エネルギー化することにより、年間約5200t相当のCO2排出量削減が見込まれる。
同社における昨年のCO2排出量は約1万5800tで、今回の切り替えにより昨年排出量の約33%のCO2を削減できる見込み。今回導入する再生可能エネルギー電力は、小売電気事業者がトラッキング付きのFIT非化石証書および非FIT非化石証書(再生エネルギー指定)を組み合わせた、実質再生可能エネルギー電力として供給するもの。
2021年10月に発表した関東6拠点の切り替えと合わせて、15拠点で再生可能エネルギーへの切り替えをする。同社が電力会社と契約している関東の全拠点(一部賃借物件を除く)の電力については、今回の切り替えにより100%再生可能エネルギーになる。切り替えは2023年12月中に順次行うことを予定している。
なお、対象拠点は(1) ヤマタネビル(東京都江東区)、(2) ヤマタネビル新館(東京都江東区)、(3) 辰巳営業所 (東京都江東区)、(4) 旧新木場精米工場 (東京都江東区)、(5) 大井埠頭営業所 (東京都大田区)、(6) 芝浦営業所 (東京都港区)、(7) 大黒埠頭営業所 (神奈川県横浜市鶴見区)、(8) 鶴見営業所2号倉庫 (神奈川県横浜市鶴見区)、(9) 印西事業所(アーカイブズセンター・精米センター) (千葉県印西市)となっている。