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日本通運/「Sea & Rail」に、東九州ルートを追加拡充

2024年02月06日/3PL・物流企業

日本通運は2月6日、商船三井さんふらわあと連携し、海上輸送と鉄道輸送を組み合わせたモーダルコンビネーション型輸送サービス「Sea & Rail 東九州ルート(大分港-神戸港)」「Sea & Rail 東九州ルート(別府港-大阪港)」を2月13日から開始すると発表した。

<「Sea & Rail 東九州ルート(大分港-神戸港)」「Sea & Rail 東九州ルート(別府港-大阪港)」>
20240206nittsu1 - 日本通運/「Sea & Rail」に、東九州ルートを追加拡充

<利用する船とトレーラー>
20240206nittsu2 - 日本通運/「Sea & Rail」に、東九州ルートを追加拡充

今年の4月には、トラックドライバーに対する時間外労働規制の強化により将来的な労働力不足も見込まれ、長距離トラック輸送についても今後の大きな課題となっている。このような状況の中、日本通運は、商船三井さんふらわあと連携し、瀬戸内海を経由するモーダルコンビネーション型の輸送サービス「Sea & Rail東九州ルート(大分港-神戸港)」「Sea & Rail東九州ルート(別府港-大阪港)」を新たに開発したもの。環境配慮型の輸送手段および将来的な労働力不足などにも対応する輸送サービスとして利用できる。

Sea & Railサービスの特徴は「CO2排出量を削減する環境にやさしい輸送サービスで、顧客のサステナビリティ経営に貢献」、「2024年のトラックドライバーに対する時間外労働時間規制に対応した解決策として効果的」、「輸送ルートを複線化し、災害発生時の輸送障害区間を回避とすることでBCP(事業継続)にも有効」、「日本通運の独自コンテナである、鉄道・海上双方で使用可能なRSVコンテナを利用することで、荷物を取り出して積み替えることなく鉄道と海上の間を相互にシフト可能」、「鉄道やトラック輸送と組み合わせることで、港から離れた場所でも集配の対応が可能」を挙げている。

今後の展開では、船会社・フェリー会社等との連携による新たなルートの構築を進め、Sea & Railサービスのさらなる拡充に取り組んでいくとしている。

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