三菱ロジスネクストは4月18日、欧州のグループ会社で設計・販売されている Automated Compact Truck(以下 ACT)が、ドイツの国際的なデザイン賞である「iF デザイン賞」を受賞したと発表した。
ACTは、欧州のグループ会社である Mitsubishi Logisnext Europe Oy(フィンランド)で設計された無人搬送車(AGV)。2023年3月から受注を開始し、欧州をはじめ北米、アジアで販売している。
機動力に優れ、限られたスペースでも重い荷物を効率よく搬送できるのが特徴。360 度監視システムや専用タッチスクリーンなど、安全で実用的な機能が数多く備わっている。コンセプトは「協働」すること。ACT以外のAGV・有人フォークリフトと協働し、物流機能全体の能力を最大限引き出すことができる。
「iFデザイン賞」はデザインの振興を目指し、1953年にドイツで設立された歴史ある賞で、IDEA賞(アメリカ)、レッドドット・デザイン賞(ドイツ)と並び「世界3大デザイン賞」とされている。今回、72の国/地域から約1万800点の応募があり、ACTはプロダクト部門での受賞となった。物流現場の安全性や効率性を高めることが高く評価されたという。
■ACT
三菱ロジスネクスト、eve autonomy/自動搬送ソリューションで販売協業