資源エネルギー庁が4月30日に発表した3月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1181万kl(前年同月比4.4%減)となった。
輸入先国は量が多い順に、アラブ首長国連邦(520万kl、前年同月比9.8%増)、サウジアラビア(484万kl、7.1%減)、クウェート(81万kl、22.0%減)、アメリカ(48万kl、123.1%増)、カタール(25万kl、67.8%減)と続いた。
中東依存度は94.7%で、前年同月比1.9ポイント減と6か月連続で前年を下回った。
燃料油の生産は1243万kl(4.2%減)と11か月連続で前年を下回った。油種別にみると、ジェット燃料油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油、B・C重油は前年同月を下回った。
燃料油の在庫は797万kl(0.7%増)と3か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油、軽油、B・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、灯油、A重油は前年同月を下回った。
石油統計速報/6月の原油輸入量8.7%減、中東依存度96.4%