三井倉庫ホールディングス（HD）が5月10日に発表した2024年3月期決算によると、売上高2605億9300万円（前年同期比13.4％減）、営業利益207億5400万円（20.1％減）、経常利益210億1000万円（20.8％減）、親会社に帰属する当期純利益121億700万円（22.5％減）となった。
物流事業の売上高は2518億1700万円（13.8%減）、営業利益は194億2200万円（18.8％）。コロナ禍の海運市況の混乱や、航空旅客便の減便に伴う貨物スペースの供給制約が解消したことから、海上・航空運賃の単価は前期より下落した。また国際貨物の運賃単価は下げ止まり、概ね横ばいで推移。フォワーディング業務は海上・航空運賃の単価下落の影響により減収減益となった。
次期は、売上高2750億円（5.5％増）、営業利益150億円（27.7％減）、経常利益142億円（32.4％減）、親会社に帰属する当期純利益85億円（29.8％減）を見込んでいる。
