山九は5月15日、神奈川県横浜市の本牧ふ頭に2025年2月竣工予定で、環境に配慮した次世代型の物流センターを新設すると発表した。
倉庫名称は「本牧ロジスティクスセンター(仮称)」。横浜港の中心的な役割を担う本牧ふ頭内に位置し、横浜港内で最大規模の倉庫となる。拡大や再整備が進む横浜港では、国際貨物量の拡大が見込まれており、今回の物流センター新設を機に複数の倉庫拠点を集約・拡充し、京浜地域における主要倉庫として国際物流事業の収益拡大につなげる。
この倉庫は東京中心部や羽田空港にも車で 30分圏内とアクセス面に優れている他、大型フォークリフト等豊富な資機材を有し、製品から原材料製品までのあらゆる荷役と入出庫から船積みまでを一貫工程で対応する。
なお、環境面では、省エネと太陽光発電などを利用した創エネにより、エネルギー消費削減率100%以上となる見込みで、国土交通省が主導する建築物省エネルギー性能表示制度「BELS」と「ZEB認証」取得に向け、申請予定だ。
■施設概要
名称:本牧ロジスティクスセンター(仮称)
開設時期:2025年2月
住所:神奈川県横浜市中区本牧ふ頭 9-88
敷地面積:1万5027.75m2
施設面積:2万921m2(倉庫 1万7025m2)
構造:S 造/4 階建て
設備:垂直搬送機4基、EV1基
1 階高床/低床
(ドックレベラー10基)
大和ハウス、茨城県境町/大型物流施設竣工で災害発生時の支援協力締結