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シンク・ロジスティクス/北九州市、地場企業と物流拠点開発へ

2024年06月05日/物流施設

中古車輸出に特化したサービスを提供するシンク・ロジスティクスは、福岡県北九州市の産業団地マリナクロス新門司に事業用地を取得した。

<キックオフイベントの様子>20240605kitakyusyu1 710x473 - シンク・ロジスティクス/北九州市、地場企業と物流拠点開発へ

5月31日に関係者らと小倉でキックオフイベントを開催。立地を生かし、北九州市や地場企業と連携して「新門司ロジスティクスセンター」の開発プロジェクトを始動する。

プロジェクトは、新門司を鳥栖、福岡エリアに匹敵する第3の物流集積地にしようというもの。荷主事業者、港運事業者、船会社、陸送会社、輸出検査会社、車両整備会社などとの共同事業になる。

<立地>20240605kitakyusyu2 - シンク・ロジスティクス/北九州市、地場企業と物流拠点開発へ

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北九州の海の玄関口、新門司にあるマリナクロス新門司は、北九州市が産業振興を目的に埋め立てた臨海造成地。

九州を南北に縦貫する九州自動車道や、北九州市と大分・宮崎・鹿児島を結ぶ東九州自動車道、九州唯一の24時間空港である北九州空港、JR貨物の取り扱いができる北九州貨物ターミナル駅にアクセスが良い。

本州各地を結ぶ内航船のフェリーが充実し、関東・関西圏への物流やモーダルシフトの取り組みも推進できる。

陸海空の複合輸送を実現しやすく、物流拠点として高いポテンシャルをもつ事業用地と判断した。

今後は、中古車輸出ヤード運営事業からスタート。6月中旬から車両の搬入を開始し、7月中旬からコンテナバンニングを実施する予定。

■用地概要
所在地:福岡県北九州市門司区新門司1
敷地面積:7万3184.13m2
アクセス:九州自動車道 新門司ICから約3.7km

■プロジェクト参加企業
北九州市、門司港運、ジェネック、BSK
三井倉庫九州、博菱港運、西邦海運博多事務所
北九州市港湾空港局港湾整備部計画課
北九州市港湾空港局物流振興課
北九州市産業用地企業立地支援課
福岡銀行、三菱地所リアルエステートサービス
商工組合中央金庫福岡支店
エムエスシー日本、SITC JAPAN
コスコシッピングラインズジャパン
SYNC LOGISTICS

 

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