鈴与とグループ会社である鈴与カーゴネットは6月17日、国土交通省や学識経験者などから組織するエコシップ・モーダルシフト事業者選定委員会において、令和5年度の「エコシップマーク」優良事業者に選出されたと発表した。
今回の表彰では合計6件の案件でエコシップマーク優良事業者の認定を受けた。
このうち、兵庫-福岡間の輸送案件では、従来全ての輸送をトラックで行っていたものを、神戸港-新門司港航路のフェリーを活用した海陸一貫輸送に転換したことで、陸上輸送と比較して年間のCO2排出量を約70%削減することができた。
物流の「2024年問題」の解決策として、フェリーやRORO船などを活用した輸送に注目が集まるなか、鈴与グループはモーダルシフトを積極的に推進する事業者として、2013年度から10回連続でエコシップマークの認定を受けている。
同社は今後もモーダルシフトを通じ、ドライバーの労働環境改善と環境負荷低減に取り組んでいくとしている。
エア・ウォーター/青果物輸送で「エコシップマーク」優良事業者