日本製麻は6月21日、ボルカノ食品事業でのレトルト製品の製造能力の増強を図るため、富山県砺波市に製造設備の増設(新築)を決定したと発表した。
北陸工場は、主要事業であるボルカノ食品事業において、パスタ製品およびレトルト製品の製造を担っているが、製造設備については、設備の経年劣化、特にレトルト製造設備は生産能力の不足が問題となっていた。顧客からの受注増に応えるため、また、世界的にも今後レトルト製品に対する需要の増加が見込まれることから、レトルト製品の製造設備の増強が必要と判断したもの。
今後も持続的成長を図り、業績の伸長と企業価値の一層の向上を目指す。
なお、既存排水処理設備は既存工場の排水処理設備であり、新設備稼働後は同排水処理設備を併用する。
■増設の内容
所在地:富山県砺波市下中3番地3
工場名:ボルカノ食品事業部北陸工場
増設設備:北陸工場内レトルト製造設備および建屋
総投資額:約10億1000万円
(既存排水処理設備のリニューアル費用約2億7000万円を含む)
資金計画:自己資金および外部調達の予定
稼働: 2025年度上期予定
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