自動認識システムのアイニックスは6月28日、ドイツの物流システム開発会社・EPG社の倉庫管理システム「LFS」の国内販売を開始した。
「LFS」はクラウド型WMSとして38年間の稼働実績があり、1600社を超えるユーザが利用している。任天堂ヨーロッパをはじめ欧州、米国企業にも導入されている。
特徴は、倉庫内のすべての業務と物流をアクティブに制御することで、経営戦略や営業戦略の見直しを可能にすること。
クラウド型システムながら、様々な業種や業務に合わせてワークフローを柔軟にカスタマイズでき、従来のWMSのように業種別に購入し、カスタマイズにコストを掛ける必要がないという。
また、ドイツの音声認識技術「Lydia」により、日本語や中国国など16言語で高い認識率を実現。ピッキング作業をサポートし、リストピッキングに比べて約30%の改善が可能。
食品や医薬品などの業界標準バーコードや、アパレルで使用されるRFIDタグなど、様々な業界標準にも対応している。