LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





南日本運輸倉庫/ベトナム人大学生のインターンシップをスタート

2024年09月06日/3PL・物流企業

南日本運輸倉庫はベトナム人大学生6名をインターンとして受け入れ、8月29日に入社式ならびにオリエンテーションを行なった。

<入社式でのベトナム人大学生>
20240906minaminihon - 南日本運輸倉庫/ベトナム人大学生のインターンシップをスタート

6名はいずれもベトナムのハノイにあるトゥイロイ大学の物流学科に在籍する2年生および3年生の男女で、1年間の滞在期間中に、実務経験を交えながらフローズン・チルドを始めとした日本の物流技術を学ぶとともに、日本語や日本文化についての理解も深める予定。配属先は埼玉県さいたま市にある埼玉物流センター。

インターン生は自己紹介の場でそれぞれの抱負や意欲を語り、明るく前向きな姿勢を見せたが、オリエンテーションの一環として行なわれた事業理解のためのセミナーを踏まえた質疑応答においても活発かつ具体的に発言した。

入社式で大園社長は映像を通じて挨拶し、「われわれはDENBAの鮮度保持装置などを活用し、今後コールドチェーンにおいて海外との架け橋になっていくだろう。この1年で物流の基礎を学び、活躍できる人材になってほしい。国元を離れ心配なこともあるでしょうが、生活面でのサポートもしていきます」などとメッセージを送った。

南日本運輸倉庫でのインターンシップは2022年に始まり、今回は第3期生となる。これまでに計17名を受け入れており、今年12月にも6名を受け入れる予定となっている。

なお、ベトナム国内では近年、物流業の成長が著しく、急速な成長性と同時に安定した成長率を見せており、また、輸出と国内消費の両面において発展していることもあって、国際的にも大きな注目を集めている。南日本運輸倉庫は2020年にアプライズとともに、物流におけるグローバル人材の育成を目的とした合弁会社をハノイ市に設立している。

インターン生6名の在籍するトゥイロイ大学のチン・ミン・トゥー学長は、8月21日に東京で開催されたベトナム農業農村開発省主催による越日間で質の高い農業人材育成のための国際協力フォーラムに参加しており、その席上で大園社長ならびにアプライズ社の岩堀社長とも交流し協力関係を深めている。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース