国土交通省は9月17日、ダブル連結トラックの対象路線を拡充し、新たな路線を含めた区間で特殊車両通行許可の申請受付を始めた。
2019年に本格導入して以降、物流事業者のニーズを踏まえ、北海道、首都高速、阪神高速での通行区間を初めて追加。災害時の迂回路となる上信越道、北陸道、中国道などでも拡充し、現在の5140kmから6330kmになる。
道路構造、休憩施設について物流事業者の運行計画をもとに確認、検討し、主な通行経路となる区間を拡充した。
今後は、拡充する通行区間において、全国12か所の休憩施設等でダブル連結トラック優先駐車マスを新たに整備し、改善基準告示(連続運転時間4時間で30分の休憩)を超過する箇所を解消する予定。
■国土交通省ホームページ
https://www.mlit.go.jp/report/press/road04_hh_000025.html