環境省は11月6日、横浜港本牧ふ頭でヒアリの働きアリ約60匹を確認したと発表した。
＜今回確認されたヒアリ（マス目は一辺5mm）＞
＜発見された場所＞
今回ヒアリが確認されたのは、9月21日にオーストラリア連邦・アデレード港を出港した船舶に積載されていたコンテナ。
シンガポール港、中国の廈門（あもい）港を経由して10が月30日に横浜港で陸揚げされたもので、10月31日、コンテナ扉のパッキン付近から約30匹のアリが出てきているのが確認された。
これを専門家がヒアリだと確認するとともに、コンテナヤードを現地調査したところ、さらに約30匹が塗装の継ぎ目から出入りしていることを確認。これもヒアリだと確認された。
環境省は横浜市等と協力し、引き続き発見場所での調査や防除を行う。
