三井倉庫は11月14日、韓国現地法人であるMitsui-Soko (Korea)が韓国釜山新港に釜山新港第二倉庫を建設決定したと発表した。
釜山新港は、世界各国の貨物が集まる国際的なハブ港であり、コンテナ取扱量は世界でも有数の規模を誇る上、拡張計画も進行中の港だ。
同社は、他の日系企業に先んじて2014年に熊東物流団地の自由貿易地域(FTZ)内に釜山新港第一倉庫を建設し、非居住者名義保管、保税状態での流通加工や積み替えなど、 FTZの特長を活かしたサービスを提供してきた。
第二倉庫の建設は、保管や流通加工などの需要の高まりを受けたことで決定したという。
三井倉庫は施設の開設により、拠点機能をさらに充実し、 アジアパシフィック地域での物流事業の強化・拡大を目指すとしている。
■釜山新港第二倉庫の概要
住所:釜山新港自由貿易地域熊東物流団地内
規模:5階建、延床面積約29752m2(約9,000坪)
特徴:定温空調設備、クリーンルーム
竣工:2026年8月予定