横浜冷凍(ヨコレイ)が11月14日に発表した2023年9月期決算によると、売上高1225億4000万円(前年同期比2.5%減)、営業利益40億200万円(11.5%増)、経常利益36億3300万円(13.6%減)、親会社に帰属する当期純利益30億8800万円(9.1%増)となった。
冷蔵倉庫事業の売上高は351億2700万円(10.4%増)、営業利益は71億9800万円(7.6%増)だった。
同事業では、前期からの高い在庫水準が続いており、入庫量、出庫量、在庫量いずれも前期を上回り保管料収入、荷役料収入も大きく増収。これらの増収が、今期竣工した3つの物流センターの減価償却費、立上り経費等のコスト増を吸収し、また、インフレによる物価上昇やコスト増加に対しても料金改定交渉やDX推進による生産性向上に努めた結果、増収増益となった。
また、タイの連結子会社THAI YOKOREIにおいても、入庫量、出庫量、ともに前期を上回り、主要品目である畜産品、乳製品等の取扱いが増加し増収増益となった。
通期は、売上高 680億円(13.2%増)、営業利益22億円(19.1%減)、経常利益21億円(3.4%減)、親会社に帰属する当期純利益14億円(3.2%減)を見込んでいる。
ハマキョウレックス 決算/4~6月の売上高8.0%増、営業利益11.3%増