川崎汽船は12月16日にLNGグループの、また17日にカーボンソリューション事業グループのグローバル会議を開催した。
海外8拠点から計17人のナショナルスタッフ、在勤員を迎え、活発に議論した。
LNGグループでは、中計経営計画におけるグループの役割や進ちょく状況を共有し、今後のアクションプランとして各地のマーケティング戦略など議論した。
営業と船舶管理の「海陸一体型の顧客密着サポート」を継続強化することで競争力に磨きをかけ、今後も各拠点で連携して案件獲得を目指す。
カーボンソリューション事業グループでは、脱炭素化に向け取り組んでいる液化CO2輸送事業を中心に、各地の拠点と事業戦略に関し議論した。
世界初のCCSバリューチェーンプロジェクトであるNorthern Lights向け新造液化CO2船「NORTHEN PIONEER」が運航を開始したことから、ノウハウをグループ全体に展開し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指す。
川崎汽船は、今後も定期的なグローバル会議を通じ部門のありたい姿を共有するとともに、自社、社会の低炭素・脱炭素化へ貢献したいとしている。