自動梱包ラインの開発・製造・販売を行うダイワハイテックスは1月9日、製造現場の生産性向上のため建築した新社屋「ダイワハイテックス戸田エンジニアリングセンターD-Logi」にオフィスを移転し、業務開始した。
事業拡大に伴い、同じ埼玉県戸田市内で生産・オフィス部門を拡張し、移転したかっこう。
もとの「第二テクニカルセンター D-Pro.」は倉庫として継続使用する。
2015年に開始した「通販支援事業」では、梱包現場の効率化と省人化に向け、自動梱包ラインを全国の通販業者や3PL業者に設置してきた。
メール便、メール便箱、箱シュリンク梱包の3つの自動梱包ラインを提供しており、顧客ごとにカスタマイズ設計できる点や直感的な操作性が受け、近年生産が追い付かなくなっていたという。
新社屋には、自動梱包ラインの組み立てから動作テストまで行う製造フロアがあり、南側に大きな窓を設置するなど、開放的な空間とした。
機械部品の搬入や完成ラインの搬出を行うトラックバースと荷物用エレベーターの距離を近づけるなど、移動に負荷をかけない設計も工夫した。
今後、ラインの動きを見られるデモンストレーションスペースも設置する予定。
■新社屋
物件名:ダイワハイテックス 戸田エンジニアリングセンターD-Logi
所在地:埼玉県戸田市美女木3-2−4
交通:JR埼京線 北戸田駅より約2km
延床面積:1754.23m2
敷地面積:2433.41m2
構造:鉄骨造 地上3階建て
ダイワハイテックス/角川流通倉庫のメール便箱梱包自動化を実現