東急不動産ホ-ルディングス(HD)は1月17日、 「2024年インターネットIR表彰」の最優秀賞を2年連続で受賞、サステナビリティ部門でも優秀賞を受賞したと発表した。
なお、日興IRによる「2024年度 全上場企業ホームページ充実度ランキング」では「最優秀サイト」に選定、ブロードバンドセキュリティによる「Gomez IR サイトランキング2024」では「金賞」を受賞したことも、あわせて公開された。
「インターネットIR表彰」は、大和インベスター・リレーションズが上場企業のホームページを調査・評価し、特に優秀なIRサイトを構築し、情報開示ならびにコミュニケーション活動で有効に活用している企業を表彰するものだ。
2024年評価基準の策定においては、東京証券取引所による「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」への要請や、昨今におけるIRサイトのトレンド等を考慮し、採点項目の見直しが行われた。
上場企業4098社を調査対象に164社が受賞企業として選定され、上位88社が「最優秀賞」を受賞している。なお東急不動産は、国内不動産業では唯一の最優秀賞となった。
また、IRサイト受賞企業においてサステナビリティサイトの採点が行われ、3737社が「サステナビリティ部門」の受賞企業として選定、同社は「優秀賞」を授賞した。
東急不動産はこの結果に対し、同社のサステナビリティサイトが、法制度やトレンドを意識し、ステークホルダーとの対話に必要なESGESG情報の提供や取り組みを掲載していることが評価されたと考えている、とした。
日興アイ・アール(日興IR)の「2024年度 全上場企業ホームページ充実度ランキング」は、国内上場企業のホームページを対象に、情報開示の充実度調査と、企業の情報開示に対する意識醸成の促進を目的としている。
「分かりやすさ」「使いやすさ」「情報の多さ」の3視点で設定した168の客観的な評価項目に基づき、全上場企業3975社のホームページを調査したものだ。
東急不動産は、総合部門で「最優秀サイト」(3975社中208社)に2年連続で選定されたほか、業種別部門「不動産業」では4年連続で「最優秀サイト」(各業種から1社)を受賞している。
<ブロードバンドセキュリティ「Gomez IR サイトランキング2024」で「金賞」>
ブロードバンドセキュリティの「GomezIRサイトランキング2024」の評価項目は「ウェブサイトの使いやすさ」「財務・決算情報の充実度」「企業・経営情報の充実度」「情報開示の積極性・先進性」の4カテゴリから構成される。
評価項目は、開示等に係る制度動向や社会的関心等を踏まえ毎年見直しを実施しており、ブロードバンドセキュリティのアナリストが最新の評価項目をもとに行った調査結果をもとに、総合的に優れたIRサイトのランキングとして発表している。
2024年10月1日時点の上場企業のウェブサイトを調査した今回のランキングで、同社は、国内不動産業で唯一のIRサイト優秀企業「金賞」(全上場企業から金賞12社、銀賞114社)に選定され、「GomezESGサイトランキング2024」においては、「優秀企業」として選定されている。
SGムービング/品質選手権を5年ぶりに開催 マナーなど学科競技も