物流DXを推進するアセンドは1月29日、都築電機と代理店契約を締結した。
2024年4月から適用された働き方改革関連法により、トラックドライバーの時間外労働の規制が強化されたことで、物流事業者の労働環境改善が急務となっている。
アセンドは、効率的かつ持続可能な物流体制の構築に向けた取り組みとして、トラック運送事業者向けのクラウド型運送管理システム「ロジックス」を開発。
一方で都築電気は、ロジスティクス領域において、「TCloud for SCM」をはじめとしたサービス提供を通じて500社を超える運行管理システムの導入・展開・サポートしてきた。
今回の契約締結により、アセンドのオール・イン・ワン運送管理システム「ロジックス」および都築電気のクラウド型動態管理・配送管理サービス「TCloud for SCM」の拡販を連携する。
連携により現時点で、ロジックスの受注・配車・請求・労務情報を、TCloud for SCMへ取り込むことが可能となっている。
今後、ロジックスへの配送実績の連携も行うことで、計画に対する運行実施状況の可視化や、実績入力の工程削減などによる、輸送管理プロセスの効率化支援を一層強化していくという。
両社は、両サービスの機能連携を進めることで、運送事業者がDXによる業務効率化をスムーズに進められる環境を整えながら、「持続可能な物流」の実現を支援していくとしている。