F-LINEは2月5日、T2のレベル2自動運転トラックによる幹線輸送の実証実験を開始すると発表した。
同社は2015年のF-LINEプロジェクト立ち上げ以降、プロジェクト参加企業6社と共に食品物流課題への対応を協議し、これまで共同幹線輸送、北海道・九州エリアでの共同配送、長時間待機・附帯作業の解消等「F-LINEプロジェクトだから実現できる」施策を通して「持続可能な食品物流の構築」へ向けた活動を実施してきた。
今回、加工食品物流では初となるT2社の自動運転による幹線輸送の実証実験にF-LINEプロジェクトとして参加することで次世代の幹線輸送の基盤づくりを推進して行く。
T2社と共に最終的なレベル4自動運転トラックによる幹線輸送の実現を目指し、深刻化するドライバー不足、環境負荷の低減などの社会課題解決を進める考え。
■実証実験概要
時期:2月27日・2月28日
場所:関東~関西間の高速道路上の一部にて実施
2月27日:F-LINE川崎物流センター→F-LINE西宮物流センター間
積載:味の素製品
2月28日:F-LINE八尾物流センター→F-LINE三郷物流センター間
積載:ハウス食品製品
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