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板橋区/都と「LOGIFRONT東京板橋」で緊急支援物資輸送を訓練 

2025年02月07日/物流施設

東京都板橋区は2月4日、都と合同で、「板橋区災害時配送ステーション」で緊急支援物資輸送訓練を行った。

災害時は、国や都からの支援物資を区内の集積拠点で受入れ・仕分けし、区内に開設する避難所へ協定事業者などのトラックで配送することになっている。

<訓練の様子>20250207itabashi1 - 板橋区/都と「LOGIFRONT東京板橋」で緊急支援物資輸送を訓練 

この配送ステーションは、三井不動産と日鉄興和不動産が整備した都内最大の大型物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」(2024年9月竣工)内にある。約1000m2の広さを持ち、区が管理運営する集積拠点だ。

今回の訓練は、配送ステーションを活用して初めて行われる実践的なもの。

能登半島地震の教訓と、板橋区地域防災計画の改定を踏まえ、自治体・関係機関・災害協定事業者との連携強化を目的に実施した。

<訓練の様子>20250207itabashi2 - 板橋区/都と「LOGIFRONT東京板橋」で緊急支援物資輸送を訓練 

訓練には、東京都・板橋区、災害時の物資輸送に関する協定締結団体、配送ステーションの管理運営を受託するヤマト運輸の職員らが参加。

足立トラックターミナル、東京都多摩広域防災倉庫、船橋備蓄倉庫から、東京都の協定締結団体のトラックで備蓄食料等の支援物資が配送ステーションに輸送された。

次いで区職員18人が物資配分計画の作成、トラックの誘導、物資の積み下ろし、検品・仕分け。

区と協定を結ぶ東京都トラック協会板橋支部、赤帽首都圏軽自動車運送協同組合のトラックにより、区内3か所の避難所へ輸送を行った。

三井不動産/「MFLP・LOGIFRONT東京板橋 MIRAI FES」に3000名

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