LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





traevo/目的地での着発時間を自動取得できるオプション機能提供

2025年03月27日/IT・機器

traevo(トラエボ)は3月27日、同社が提供する車両動態管理プラットフォーム「traevo Platform」において、事前の地点登録とGPS情報のみで目的地の着発記録が自動出力できる「滞留時間記録オプション」を、3月31日から提供開始すると発表した。

このオプションにより輸配送運行実態を自動取得することで、改正物流二法で荷主・運送事業者等に求められる「荷待ち、荷役作業時間等の把握・短縮」の対応をサポートする。

「traevo Platform」は従来より、ドライバーがデジタルタコグラフ上で作業ステータスボタン(荷待ち、荷積み、休憩等)を押すことで施設内・外の待機時間、滞留時間等を把握していたが、人的作業による押し忘れやミスが発生するリスクも生じていた。そのため「ドライバーに依存せず車両の動態に合わせて自動的に情報を取得したい」という荷主からの要望があり、滞留時間記録オプション開発に至った。

<目的地登録画面>
0327traevo1 710x394 - traevo/目的地での着発時間を自動取得できるオプション機能提供

raevo Platform上で管理者が目的地登録をし、目的地となる施設にジオフェンス(円形、多角形による仮想エリア)を設定することで、車両が目的地に到着・出発した時間を車両動態から自動で記録できる。

<着発履歴出力画面>
0327traevo2 710x491 - traevo/目的地での着発時間を自動取得できるオプション機能提供

また物流事業者側も、発荷主・着荷主で発生した滞留時間を自動的に荷主に共有できるというメリットがある。

オプション機能により、「traevo Platform」による輸配送の実態把握は、デジタコ操作による業務内容ごとの作業記録の取得と、GPS情報による滞留時間の自動取得の2つの手段で取得可能となった。

さらに目的地と各車両の運行予定日時を登録すると、車両の目的地への発着をメールで自動通知する「着発通知オプション」も提供開始する。

NEC/映像AIで物流現場をデジタル上に可視化 効率化と省人化へ

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース