住友倉庫が5月9日に発表した2025年3月期決算によると、売上高1933億9800万円(前年同期比4.7%増)、営業利益132億7500万円(0.7%増)、経常利益174億9700万円(3.7%増)、親会社に帰属する当期純利益200億6500万円(60.6%増)となった。
物流事業の売上高は1827億1000万円(5.1%増)となり、営業利益は140億6900万円(5.4%増)となった。
このうち倉庫業では、輸送機器用部品および地金等の取り扱いが増加したことから、倉庫収入は321億3800万円(2.3%増)。
港湾運送業では、一般荷捌およびコンテナ荷捌の取り扱いが堅調に推移したことから、港湾運送収入は325億3400万円(7.2%増)。
国際輸送業では、同社において国際一貫輸送、プロジェクト輸送および航空貨物の取り扱い増加に伴い増収となり、海外子会社も取り扱いは減少したものの、円安効果により増収となったことから、国際輸送収入は548億7500万円(8.3%増)。
陸上運送業およびその他の業務では、eコマース関連に係る輸送等の取り扱いが増加したことから、陸上運送ほか収入は631億6100万円(2.8%増)となった。
次期は、売上高1970億円(1.9%増)、営業利益120億円(9.6%減)、経常利益163億円(6.8%減)、親会社に帰属する当期純利益174億円(13.3%減)を見込んでいる。
住友倉庫 決算/4~6月の売上高0.6%減、営業利益4.4%減