フレートマンロジックスと関通は9月3日、戦略的業務提携を締結したと発表した。
フレートマンロジックスは東アジア・ASEANの国際物流を一元管理するフォワーディングサービスを、関通は物流とITオートメーション事業を展開している。
今回の提携により、関通が中国国内で展開する倉庫拠点とフレートマンロジックスの国際輸送ネットワークを統合。主に小規模事業者や中小企業、中堅企業などリソースの限られた法人顧客に向けて、輸送・通関・在庫管理を含む包括的なサプライチェーン支援を提供する。
具体的には関通の日本の国内倉庫と中国の倉庫(保税区含む)を接続し、在庫保管から通関・配送までワンストップで対応する。
また、海上・航空輸送など輸送機能を拡充するとともに、両国での通関手続きや書類業務を簡素化。中小企業が直面する人員負担やリードタイムの軽減を図る。
さらにオーダー管理システムや電子書類、在庫トレーサビリティを導入することでDX化を推進。製造業・卸売業・小売業など国際調達や輸入を行う幅広い業種を対象に、専門性の高い国際物流サービスを手軽に利用できる仕組みを提供し、今後、5年間で輸入貨物年間10万件の取扱いを目指すとしている。
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