特殊冷凍テクノロジーの製品企画・開発と高品質冷凍商品のプラットフォームを運営するデイブレイクは9月19日、米国大手スーパーマーケットチェーン「Mitsuwa Market Place (ミツワマーケットプレイス)」ハワイ店舗で同社の冷凍寿司の販売を開始したと発表した。
<San Gabriel店で販売されたデイブレイクの冷凍寿司>
ミツワマーケットプレイスでは、カリフォルニアのNorthridge(ノースリッジ)店、San Gabriel(サンガブリエル)店での販売が6月より開始され、これに続く形でハワイは5店舗目の展開となる。
米国での冷凍寿司販売の実現は、米国小売店の販売基準を満たす「冷蔵解凍後も品質を維持できる冷凍寿司」のレシピ開発や、コールドチェーンの構築など、製造・輸送・保管・店舗でのオペレーションを含む、流通全体を見据えた商品開発が進んだ結果だ。
冷凍寿司は海上輸送で米国西海岸を経由してハワイに届けており、これまで以上に長い輸送期間を経る必要がある。こうした長距離・複雑な物流環境でも、コールドチェーンを徹底することで品質を維持できたことや、既に販売を開始している西海岸店舗での良好な販売実績、オペレーションの安定性が評価されたことが、ハワイでの展開へと繋がっているという。
デイブレイクは、今後も品質向上の検証を継続しながら、ミツワマーケットプレイス各店舗への展開拡大を進める。加えて、外食産業への販路開拓も推進し、米国でのさらなる流通拡大を図る計画だ。