阪急阪神エクスプレス/インド西部に新事務所開設、半導体需要に対応

2025年10月31日/国際

阪急阪神エクスプレスは10月31日、インド法人のHANKYU HANSHIN EXPRESS INDIA PRIVATE LIMITED(本社:デリー)が、インド西部のアーメダバード市近郊のサナンドに、新事務所を開設したと発表した。インドにおいて17か所目の拠点開設となり、11月3日より業務を開始する。

<事務所外観>
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グジャラート州のアーメダバード市近郊に位置するサナンド地区・ドレラ地区は急成長中の工業地域で、近年は製造業の中心地として注目されている。特に、サナンド工業団地・ドレラ工業団地には自動車関連や半導体関連を中心に、日系およびグローバル企業が多数進出しているという。

新事務所を置くサナンドは、両地区から最も近いICD(内陸コンテナ蔵置場)で、税関が常駐し、事務所棟には通関業者も拠点を構えている。またICDで通関したコンテナは配送後に空コンテナを港まで戻す必要がなく、配送コストに大きなメリットがあるという。

サナンド事務所では、グジャラート州のムンドラ港・ピパバブ港からICDサナンドへの保税での鉄道輸送・陸送およびICDサナンドから両地区への配送まで、ICDサナンドを経由する海上輸送の出荷・通関モニタリング等を行う。

加えてICDサナンド内に常駐する税関や通関業者らとの対面コミュニケーションにより、イレギュラーにも迅速な対応が可能となる。同社は今後、こうした強みを活かして両地区の顧客ニーズに的確に応え、更なる事業拡大を目指すとしている。

■サナンド事務所概要
名称:HANKYU HANSHIN EXPRESS INDIA PRIVATE LIMITED Sanand Office
住所:Office No.2, 2nd Floor, Sanand-Kadi Road, Near Muni Ashram, Tal, Sanand, Dist: Ahmedabad – 382110, Gujarat India
営業開始日:2025年11月3日

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