Logpose Technologiesは12月17日、自動配車管理システム「AI自動配車アシスタント LOG」の提供を開始した。
同システムはトラック運送業界を対象に開発した配車管理システム。複雑な条件を加味して、効率的な配車・配送計画を全自動で高速作成するアルゴリズム「LOG(ログ)」を基盤にした自動配車機能を搭載している。
今回提供開始する本番環境では実証実験期間のフィードバックをもとに、配車結果のチューニングやUI・UXの向上など、より実用的になるようアップデートを行った。
特徴として、配車を行う際、ドライバーの勤怠管理や給与計算(走行距離が給与に反映する場合)、配送時間指定、車格指定といったさまざまな制約条件を加味し、数十秒〜数分で最適な配車計画を出力することが可能。データを入力するだけで結果が出力されるため、誰でも簡単に使うことができる。
また、トラックを停めている拠点(車庫)と配送先(積地/降地)を近いところからマッチングさせるアルゴリズムを実装しており、複数の拠点がある場合や複数の運送会社で配送先を割り振る場合でも、一括で最適な計画を立てることが可能となる。
さらに、アルゴリズムに時間軸を持たせてカレンダー機能と連携する機能を実装しており、トラックの積み置きや、日を跨ぐ案件など管理が複雑になりがちな計画にも対応することができる。