Hacobuは6月28日、配送案件管理サービス「MOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)」に「請求書発行機能」を追加したと発表した。
今後は同機能によって、10月1日から開始予定の「インボイス制度(適格請求書等保存方式)」に対応した適格請求書を短時間で発行でき、トラックの配送手配における依頼主と依頼先双方の請求締め処理や、確認作業にかかる時間を大幅に削減し、業務効率化を実現できる。
企業間物流ではトラックの配送手配の手続きが電話やFAXで行われ、その運送実績を依頼主と依頼先が個々に表計算ソフトや紙媒体で管理しているため、月次の請求処理が複雑化し、依頼主・依頼先双方にとって大きな負担となっており、依頼先ごとに請求書や明細データのフォーマットが異なることや、記録ミスによって依頼主と依頼先の間で実績データに差分が生じることも課題だった。
<MOVO Vista上の配送案件データを使って請求書を発行できる>
新機能では、MOVO Vista上の実績データから請求書をワンボタンで作成・発行ができるほか、インボイス制度に対応した適格請求書の発行も可能。
また、MOVO Vistaで発行した請求書はMOVO Vista上の日々の配送案件データと紐づいているため、依頼主と依頼先間での請求データの突合作業をゼロにすることができる。