三菱ケミカル物流は10月16日、サプライチェーン全体の付加価値向上や、取引先との連携・共存共栄を目指す「パートナーシップ構築宣言」を更新したと公表した。
宣言は、既存の取引関係や企業規模等を超えた連携により、取引先との共存共栄を図ることや、親事業者と下請事業者との望ましい取引慣行を順守し、取引先とのパートナーシップ構築の妨げとなる取引慣行や商慣行の是正に積極的に取り組むことを定めたもの。
例えば価格決定をめぐっては、不合理な原価低減要請を行わないこと、下請事業者の労働条件が改善されるよう十分に協議すること、原材料費やエネルギーコストの高騰があった時は適切な全額転嫁を目指すことなどが盛り込まれている。
そのほか、「ホワイト物流」に関する自主行動宣言を表明し、安全・安定・効率物流に取り組むなどとしている。宣言は2021年4月に策定した。
丸運/新たな価値の創出を推進「パートナーシップ構築宣言」公表