ファイズホールディングス（ファイズHD）が10月31日に発表した2025年3月期第2四半期決算によると、売上高151億1100万円（前年同期比19.2％増）、営業利益6億1500万円（13.7％増）、経常利益6億1500万円（6.8％増）、親会社に帰属する当期純利益3億7500万円（8.0％増）となった。
セグメント別では、ECソリューションサービス事業の売上高は138億6019万6000円（20.1％増）、営業利益は5億4912万1000円（23.0%増）だった。
同事業のうち、オペレーションサービスでは大手ネット通販会社向けセンター、前連結会計年度にスタートしたC2C関連のネット商材向けセンターや大手ネット通販会社向け配送デポ（配送センター）、3PLサービスを展開する自社運営倉庫といった新規の受託案件が堅調に安定稼働している。
またトランスポートサービスでは、配車プラットフォームサービスの取引社数や成約件数が増加し、拠点間輸送やラストワンマイル配送など実運送業務も拡大した。
国際物流サービス事業は、円安継続や国内消費低迷により中国アパレルなど輸入貨物の荷動きが鈍化するなか、機械、雑貨、家具、化粧品などを対象とした新規営業活動による需要掘り起こしを進めたものの、売上高3億5086万8000円（12.6%減）だった。
通期は、売上高317億6900万円（15.4％増）、営業利益15億4100万円（16.8％増）、経常利益15億4000万円（12.8％増）、親会社に帰属する当期純利益9億3700万円（9.7％増）を見込んでいる。
ファイズHD 決算／4～6月の売上高20.4％増、営業利益2.2％増
