西濃運輸は3月31日、宮城県亘理郡亘理町に仙台南支店亘理物流倉庫を開設したと発表した。
仙台南支店の荷主である住化積水フィルム向けの専用倉庫で、3月からマテハン設営や商品移動などを進め先行稼働しており、4月より本格稼働となる。
住化積水フィルムは、2023年10月に農業用資材メーカーのMKVアドバンスをグループに迎え、今後の生産力増強とそれに伴う物量増に対応できる物流体制の再構築を検討していた。
西濃運輸ではサプライチェーン全体での物流最適化を提案・構築するセイノーホールディングスロジスティクス事業部や、不動産活用部門であるCRE戦略部と連携し、建物、マテハン、システム、オペレーションの全てを一括で提案。グループ力を活用したトータルコーディネートが評価されたという。
■倉庫概要
所在地:宮城県亘理郡亘理町逢隈高屋字堂田42-3
概要:バース1435.00m2(庇下含む)、倉庫6275.00m2、事務所416.62m2
合計8126.62m2(2458.3坪)
土地取得・倉庫建築:CRE戦略部・清水総合開発(デベロッパー)
オペレーション設計・マテハン設計:ロジスティクス事業部・トヨタL&F中部(マテハンベンダー)