関電不動産開発は5月26日、石川県河北郡内灘町でマルチテナント型物流施設「KRD－Logistics 石川内灘（仮称）」を着工した。
＜施設外観イメージ＞
「KRD－Logistics 石川内灘（仮称）」は、約2.8万m2の敷地に、地上2階建・延床面積2.7万m2のマルチテナント型物流施設。同社にとって北陸エリアでは3件目の物流施設で、竣工は2026年5月下旬を予定している。
テナント区画は約2.5万m2、4分割で入居可能。梁下有効天井高5.5m以上、1階トラックバースは柱スパン10mを確保することで、1スパン2台駐車、計24台駐車可能な計画としており、20台分の待機スペースも確保されている。
床荷重は1.5t／m2、荷物用エレベーター4基、垂直搬送機4基を実装。
ゼロカーボンへの取組みとして、全館LED照明、節水型トイレ・水栓を採用。BELS評価最高ランク「6つ星」と「ZEB Ready」認証を取得予定だ。
＜位置図＞
立地は北陸の幹線道路である北陸自動車道「金沢東IC」まで車で約15分、金沢市中心部（金沢駅）まで車で約20分とアクセスが良い。
内灘町は北陸エリアの中心部に位置し、北陸3県の主要都市への配送が可能。金沢市や小松市等の人口集積都市にも近く、北陸有数の工業都市である白山市等の産業用ニーズも見込まれる立地だ。
■施設概要
施設名：KRD－Logistics石川内灘（仮称）
所在地：石川県河北郡内灘町字千鳥台5－1
敷地面積：2万7771.27m2
延床面積：2万7221.29m2
構造規模：鉄骨造 地上2階
主要用途：倉庫（倉庫業を営む倉庫）
設計：大和ハウス工業
施工：大和ハウス工業
着工：2025年5月26日
竣工：2026年5月26日
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